家事の中でも洗い物と言えば、ほとんどの方はほぼ毎日と言っても過言ではない家事になっていると思います。
洗い物は料理によっては洗う量が多かったり、手強い汚れがあったりと手間な家事にはなってきますよね。
洗い物の時間ってどれぐらいなんだろうと考えたときに、例えば仮に1日で20分、毎日洗い物が発生した場合、
20分 × 365日 = 7,300分 ≒ 121.7時間 ≒ 5.07日
「え!?1年で5日も洗い物に時間費やしてるのヤバくない…」
ということで家での時間を大事にしたいため、交渉して2022年4月末に購入を進めることになりました。
食洗器購入までのステップ
現在は賃貸に住んでいるのですが、キッチンもすごく広いわけでなく、いざ購入となると
・ランニングコスト
・食洗機の置ける幅
・取水方法
などが気になる、または確認する必要が出てくると思います。
最初は具体的に決めておらずネットや家電量販店にぶらりと見に行ったりとしていましたが、ある時妻が「これ良さそう!」と見せてくれたのが、「The Washer Pro」でした。
SNSから見つけてきた商品でクラウドファンディングで製作費を募った、「超音波で洗浄」をするという食洗機です。
超音波って本当に洗えるのかな?と思いつつも、動画やレビューなど参考にしながら、良さそうかなと思い購入してみました。
購入の決め手は、
・ランニングコスト。
この2点が主な要因です。
商品使用方法
超音波で洗浄するタイプですが、大きく分けると以下の3つで分けられます。
1.本体
2.超音波発生器
3.洗浄槽
1.本体
食洗機自体の電源とモードやパワーを設定する操作盤になります。コンセントですが、アースの接続が必要です。
洗う用途に合わせて時間の設定が出来、「青果用…5分」「海鮮用…9分」「食器用…12分」と3段階に分かれます。
食器だけでなく、食材の洗浄も出来るところも面白いところです。
洗浄する際のパワーは1~4の4段階になります。使用時にパワーは調整しなければ、3で使用されます。
操作自体も簡単なので、細かい設定が必要ということは無いです。
2.超音波発生器
洗浄する際の超音波が発生する部分になります。
ガラスなどが直接当たるとヒビが入ることもあるので注意です!(私は1度コップの口の部分にヒビが入りました…。)
また最低水位もこの電極の上に書かれているので、水を溜める際はこのラインまで入れましょう。
超音波発生器で毎秒40,000回の振動により真空の泡が発生し、それが押しつぶされた時に起こる”強力な衝撃波”で汚れを直接破壊します。
3.洗浄槽
こちらは購入時に一緒に付いてきたものです。
使用の際はこの容器に水やぬるま湯を溜め、食器などを入れて洗浄をします。
シンク内で使用するので、食洗機自体の置場を考える必要性が無いところも、決め手の1つでした!
食洗機だと中で汚れが…ということがありそうかと思いましたが、洗浄槽と超音波発生器だけ掃除しておけば大丈夫だなという、掃除のしやすさも良かったです。
洗浄時には水やお湯でも可能で汚れは落ちますが、食器洗剤を少し加えると界面活性剤の力もあり、さらに汚れ落ちしやすかったです。
また洗剤は食洗機用ではなく、普通の食器用洗剤を数滴垂らすだけでOKです!
洗浄前に予洗いも特に無くて良いとはありますが、固形物など大きな汚れは事前に取っておくのが良いです。
洗浄後は食器等を取り出す際に、容器内の汚れが浮いているので、軽く洗うとよりキレイになります。
因みに乾燥機能はありませんので、そこは自然乾燥もしくは別途乾燥機が必要になります!
商品スペック
本体(mm)…長さ215×幅75×高さ172
超音波発生器(mm)…長さ239×幅50×高さ109
定格消費電力…350W
電源…100V 50/60Hz
原産国…中国
良かった点・気になる点
購入して良かった点は、
1.時間に余裕ができる。
食洗機1番のメリットと言っても過言ではないでしょう。
台所に張り付かなくても良いのは、他の時間を有効に活用できるので、趣味や家庭の時間に充てることが出来ます。
2.手荒れしづらくなる。
食器洗剤を使い、長時間洗浄するので、手も荒れやすくなってしまいます。
食洗機を使うことで、直接食器を洗う時間も少なくなり、手荒れのリスクも軽減されます。
3.ランニングコストが低い。
以下公式からの引用です。
「1回あたり1円は、弊社の食洗器は350W仕様で、平均洗浄時間を6分とし、一般公開されているシミュレーションによる計算によって算出されました。よって、年間のガス代、電気代は以下の計算で算出されました。
一般公開されている1回あたりの一般の食洗器の電気代は約20.8円。1日2回洗浄すると仮定し、20.8円×2回×365日=15,184円
一般公開されている1回あたりの手洗いのガス代は約28.8円。1日2回洗浄すると仮定し、28.8円×2回×365日=21,024円
「The Washer Pro」は1回あたりの電気代が約1円。1日2回洗浄すると仮定し、1円×2回×365日=730円一般の食洗器と比べると、年間で14,454円以上節約できます。」
<引用元 https://www.makuake.com/project/the-washer-pro/>
4.食器以外も洗浄可能
洗浄モードにもあるように、野菜や海鮮などの洗浄も可能です。
素材によっては子供用のおもちゃなども洗えたりと幅広い用途です。
気になる点は
1.洗浄時の音がそこそこ気になる。
他の食洗機を使ったことは無く、違いは分かりませんが、洗浄時の超音波洗浄の音がそこそこ大きいので、洗浄中はテレビの音や会話も少し聞こえづらくなります。
55dBと洗濯機程度の音の大きさになるそうです。洗浄時間自体は長くないですが、気になる方はいると思います。
2.乾燥スペースは必要。
洗浄機能しかなく自然乾燥なので、洗い終わった後は乾燥させる場所は必要になってきます。
洗浄後すぐに片づけられないため、やや邪魔になってしまいます。
3.付属の洗浄槽で洗う際は浸かりきらないといけないので、量はさほど多く洗えない。
洗うためには長さ37cm×幅33cm×高さ16.5cmの洗浄槽に収まらないといけない上に、超音波発生器も入るので、大きなフライパンなどは入りきりません…。
その場合だけ手洗いをするか、シンク自体を洗浄槽の代わりとしても使うことも可能です。
しかし長さ+幅が80cmを超える場合は、洗浄できてない部分に移動させながら洗浄します。
購入方法
楽天やAmazonといったECには無く、ポイントサイト経由でも無かったため、公式サイトからの直接購入でした。
私が購入した際はまだ期間限定で20%OFFですが79,800円でした。(その少し前までは30%OFFらしかったです…)
2022年4月末時点での購入時はまだ受注予約のような状態で、約1か月半待ちの6月中旬以降順次発送となっていました。
サイト上で、氏名や住所情報などを入れて注文完了です。
因みにクレジットカードの使用は可能でした。
まとめ
今回は新たに食洗機を購入して、使用してみました。
食洗機自体が初めての使用でしたので、他の商品との実比較とはいきませんが、商品自体には満足で家族や自分の時間を作ることができました。
汚れについては油などガンコな汚れが取れにくいとの聞くことはありますが、
・さっと予洗い
・ぬるま湯程度の温水で洗浄
・食器洗剤数滴
で特に問題はなかったです。
初期費用こそはかかりますが、長い目で見るとコスト的にも時間的にも個人的に満足のいく買い物でした!